入社処理(社員番号発行)で、画面上の入力は完了したにも拘わらず、その後の入社処理で完了しない(入社記録が削除されない)社員がでる

入社処理では、処理が完了した場合「入社処理のための画面入力」は、自動的に削除され、未完了のものだけが画面上に残留します。

入社処理は、内部的には、社員番号を発行したのちに、その社員の異動記録を作成する、という手順で行います。社員番号は、既存のものと同じ社員番号を指定しない限りスムーズに登録されます。次に社員異動記録を作成する段階で、異動記録のデータに矛盾があるとその社員の処理は停止します。データに矛盾がある状態で異動記録を登録する訳にはいかないからです。

この状態で処理が停止した場合、当システムでは、「社員基本属性」(画面)では、社員が存在する(社員番号が発行されている)にもかかわらず、「社員(選択)リスト」では表示されない(「入社処理」が終わっていない)、という状態になります。
異動記録の矛盾とは、次のようなケースが考えられます。

  • ある社員区分の場合は、必ず「組織コード」や「勤務時間」も同時に入力する必要がある場合に、入力しなかった。