u「職能格」は、従来「役職」と呼称した考えに近いものがありますが多少異なります。「役職」は、会社の指揮系統の位置付けの名称であるのに比較し、職能格は、必ずしも役職に付いている必要はない、というものです。例えば、「役職は主任さんでも、職能格は専務理事格」ということが成り立ちます。特に研究員のような専門職の社員を評価する場合に有用な仕組みです。当システムでは「職能格手当」というものが存在し職能格は賃金に反映されますが、職位にはそのような要素はありません。
u社員区分の場合と同様に、職能格にも、職能格考課給係数と職能格賞与係数という二つの係数があり、これにより、「同じ値の考課」に対する倍率係数として評価を調整することができます。標準的な雛形が用意されておりますが、ユーザによるカスタマイズも可能です。