出力するCSVファイルに、Field Header(項目名)も出力する場合はOn
「システム保守」は、業務内容の詳細とは関係なく、業務全体でアクセス対象となるデータ・ファイルの指定や切り替え、ファイルのバックアップやリストア、ファイルの削除や名称変更などを行います。
以下の機能と機能項目を用意しました。
l システム基本環境の設定
l バックアップ実行
l リストア実行
l バックエンドDBの最適化
l 論理削除レコードのテーブル表示
l 論理削除レコードの物理削除
l ファイルの複写・変更・削除
l バックエンドDBの秘匿化
l 使用条件
l 契約通知(正式版発注など)
l ユーザ登録
l 正式版導入(InstallationKey)
l サービス継続の認証キー
l 特殊保守
l インストレーション設定変更
l 旧システムのデータ移行
「システム基本環境の設定」は、当システムを運用するにあたっての最も重要かつ基本的な設定を行います。
以下の項目と機能があります。
l 過去訂正
l 物理削除
l ユーザ情報
l バックエンドDB
l 外部出力
l 外部入力
l バックアップ先
l クライアント数
l データ移行
l バージョン
l 使用条件
当システムでは、基本的に一旦「過去確定」したデータは訂正できません。しかし現実には、記録ミスなどが原因で過去を訂正しなくてはならない場合があります。
だからといって、あまりに容易に過去が訂正できるのも、また別の問題を孕みますので、過去の訂正には、「許可」を必要とさせています。
このタブでは、過去の事実が確定しているデータの訂正が必要な場合に、ここで、事前の許可を申請するようになっています。「過去訂正許可」=Onにすると、「監査人権限」のサインオンIDを要求してきますので、サインオンIDとパスワードを入力し、OKの場合に初めて、過去確定データを訂正できます。
尚、業務終了後は、「過去訂正許可」は常にOffに戻ります。
当システムでは、基本的に、業務画面からはデータを「物理削除」できないようになっています。一旦物理削除すると、データを元に戻せないからです。従って、データは基本的に、先に論理削除をすることになっています。一旦論理削除をしたデータのみ、物理削除の対象となります。
過去訂正の場合と同様に、だからといって、あまりに容易に物理削除できるのも危険です。従って、物理削除には、「準備」を宣言するようにしています。この「準備宣言」には、「システム統括責任者権限」のサインオンIDが必要です。
このタブでは、物理削除が必要な場合に、ここで、事前の準備を宣言することになっています。「物理削除準備」=Onにすると、物理削除の準備が完了します。
実際の「削除の実行」は、業務メニュー(「システム保守」è「論理削除レコードの物理削除」)で行います。
尚、業務終了後は、「物理削除準備」は常にOffに戻ります。
物理削除を実行した最後の日付を表示します。
当システムをご契約になったお客様の情報を表示します。この画面の情報は、「業務システム名」を除き、当システムを導入する時に登録した「システム・インストール登録」の画面で入力した項目そのものです。情報の一部は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となりますが、その確認をします。
ユーザ情報は、「業務システム名」を除き、基本的にこの画面からの変更はできません。ユーザ情報の変更は、本章後述の「インストレーション設定変更」で行います。
以下の項目があります。
l 郵便番号
l 住所
l 電話番号
l Fax番号
l emailアドレス
l 契約者(会社)名
l なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
l 担当部門名
l なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
l システム運用責任者名
l 一般に、ここでの責任者は、サインオンIDでの「システム統括責任者」と同一です。
l なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
l 業務システム名
l 当システムの、お客様の組織においての「業務システム名」を登録します。
l なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
「バックエンドDB」は、当システムでの、お客様のデータを格納したWindowsのファイルを意味します。
バックエンドDB名の書式は、
q:¥ffff.ppppv_m.ami
となります。
尚、ここで、
qは、お客様が当システムを格納したドライブ・アドレス
ffffは、お客様が当システムを格納したドライブ・アドレス内のWindowsのフォルダ(ディレクトリ)名
ppppは、当システムの製品名(の接頭名)
vは、当システムのバージョン・ナンバーを表す数字
mは、当システムのバージョンの改定レベルを表す数字
となります。
当システムを初期導入した場合に、仮にお客様が、既定値を用いて、ドライブ・アドレス「C」に○○○○システムの第1版、改定レベル0をインストールしたとしますと、このバックエンドDBのフルパス名は、
C:¥Program Files¥○○○○\○○○○1_0.ami
となります。
前記のバックエンドDBファイルのフルパス名を指定します。手入力で指定すると入力ミスの危険性がありますので、当コントロールの右に位置する「(ファイル)参照」(コマンドボタン)を利用して下さい。
当システムの初期導入の場合で、導入時の既定値を用いた場合は、ここには、導入時のバックエンドDBファイル名を自動的にセットします。
尚、「ファイル参照」の使用方法に関しては、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
当システムを運用する場合、本番用データとテスト用データを切り替えながら運用する場合があります。
重要なデータを“試しに変更して”シミュレーションなどをする場合は、本番用データで試行するのは大変危険です。こういう場合は、テスト用のバックエンドDBファイルを事前に用意して利用することをお奨めします。
この場合に、本番用データとテスト用データを、切り替えの度に「(ファイル)参照」して指定していたのでは、面倒なばかりでなく、錯誤して誤ったデータを指定してしまう危険もあります。
これを防ぐ為に、事前に「本番用データ」と「テスト用データ」を当システムに登録しておき、実際の運用時には、「本番モード」と「テスト・モード」というオプションボタンの切り替えだけで、バックエンドDBファイル名を切り替えられるようにします。
モードを切り替えても、実際に画面に向かって長時間操作していると、現在、どちらのモードで作業しているかを意識しなくなり、結果として、テスト用データを本番データと勘違いして使用してしまったり、本番用データをテスト用データだと勘違いして破壊してしまったりする、ということは珍しくありません。
これを防ぐ為に、モードによって、メニュー画面の背景色も同時に切り替えわるようにし、操作者に対して、常に操作モードを意識させるようになっています。
「本番モード」では、背景色は、画面によって多少の濃淡はあるものの、基本的に”灰色”系統になります。
一方、「テスト・モード」では、”緑色”になります。
尚、商品によっては、業務運用の事前指定で「運用処理年度」のような基本的な指定がありながら、実際のデータ処理での「現行処理年度」が、事前指定の運用処理年度と異なってしまうような場合があります。このような場合は、その警告の為に、
l “メインメユー”の背景色が”濃い青色”に変化します(他のメニューはモードの色に従います)
l 業務画面の、上下のセクションの背景色が「濃い青色」に変化します
この場合は、本番モードやテスト・モードに拘わらず、常に同じ色(濃い青色)になりますので、ご留意願います。
前記の「モード切り替え」をするには、事前に、本番用として、「本番用バックエンドDBファイル名」をここに登録しておく必要があります。
登録には、まず、一旦、「本番用として」登録したいバッエンドDBファイル名を、先の「バックエンドDBファイルのパス名」に指定します。次ぎ、このコントロールの右に位置する「本番登録」(コマンドボタン)を押すことで、このコントロールに、当該ファイル名を転写でき、登録が完了します。
一旦登録した本番用ファイル名を解除する場合は、「本番解除」(コマンドボタン)を押します。
上記の「モード切り替え」をするには、事前に、テスト用として、「テスト用バックエンドDBファイル名」をここに登録しておく必要があります。
登録には、まず、一旦、「テスト用として」登録したいバッエンドDBファイル名を、先の「バックエンドDBファイルのパス名」に指定します。次ぎ、このコントロールの右に位置する「テスト登録」(コマンドボタン)を押すことで、このコントロールに、当該ファイル名を転写でき、登録が完了します。
一旦登録したテスト用ファイル名を解除する場合は、「テスト解除」(コマンドボタン)を押します。
当システムで、業務画面に「外部出力」(コマンドボタン)が存在する画面では、画面上に表示されるデータを「外部出力」することが可能です。「外部出力」とは、画面上のデータ(バックエンドDBファイル内データ)を、外部データとして、別途作成することを意味します。
ここで「外部データ」とは、「バックエンドDBファイル外データ」を意味し、CSV(Comma Separated Values)形式に変換して出力します。
外部出力したファイルは、お客様が別システムで利用することを目的としております。
外部出力する場合に、業務画面ごとに別々の違った場所に出力すると、全体の統制がとれず、管理上混乱を招きます。これを防ぐ為に、これらの外部出力ファイルのWindows上での格納場所であるフォルダ(ディレクトリ)を一つ指定して1ヶ所で管理するようにします。さらに外部出力ファイルの形式も同時に指定します。
外部出力先のWindowsのフォルダ(ディレクトリ)名を指定します。
このコントロールの右に位置する「(ファイル)参照」(コマンドボタン)を利用して下さい。
尚、「ファイル参照」の使用方法に関しては、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
「フィールド・ヘッダー」(項目名)とは、表形式のファイルの場合、各桁にそのデータの名称を表示しないとデータの区別と意味が不明になることから、その解決の為に、表の一番上の行に表示する「データ項目名」のことです。
CSV形式のファイルは、お客様の運用上の都合で、フィールド・ヘッダーを付けるか付けないかを選択することができます。
お客様が用意する外部システムが、このフィールド・ヘッダーを利用するように設計してある場合はOn、そうでない場合はOffを指定します。
当システムにおいて、業務画面に入力するデータの内、その原始データが外部システムで発生するものの場合は「外部入力」が可能です。「外部入力」とは、画面上に入力するデータ(バックエンドDBファイル内データ)を、外部データ(バックエンドDBファイル外データでCSV形式のもの)として、別途指定することを意味します。
画面上の操作レベルの観点からは、業務画面に「外部入力」(コマンドボタン)または、業務上の名称(後述の「外部入力データ名」を参照)のコマンドボタンとして存在する画面となります。
外部入力するファイルは、お客様が別システムで生成したものとなります。
外部入力する場合に、業務画面ごとに別々の違った場所から入力すると、全体の統制がとれず、管理上混乱を招きます。これを防ぐ為に、これらの外部入力ファイルのWindows上での格納場所であるフォルダ(ディレクトリ)を一つ指定して1ヶ所で管理するようにします。さらに外部入力ファイルの形式も同時に指定します。
外部入力元のWindowsのフォルダ(ディレクトリ)名を指定します。
このコントロールの右に位置する「(ファイル)参照」(コマンドボタン)を利用して下さい。
尚、「ファイル参照」の使用方法に関しては、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
当システムで利用可能な外部入力する(業務上の)データ名(複数)を一覧表で表示してあります。お客様による変更は出来ません。
「業務上のデータ名」とは、ファイル名のサフィックス(Suffix:接尾語)の違い(○○○○.csv などでの”csv”の部分)は無視して、○○○○の部分だけの呼称を意味します。
実際のファイル名は、CSV形式なのでサフィックス(Suffix:接尾語)として上記のように”csv”がつきます。アクセス直接更新の場合は、“内部テーブル”としては存在しても“外部ファイル”としては存在しません。
前記の外部入力ファイルの、業務上の意味を説明してあります。お客様による変更は出来ません。
「外部情報」の入力方法を指定します。
外部情報(外部ファイルなどにある情報)を、画面からの手入力で行うことを意味します。
画面に入力する外部情報を、外部システムで生成した外部ファイルから入力します。
外部入力ファイルは、「外部出力ファイル」の場合と同様に、CSV(Comma Separated Values)形式のファイルである必要があります。そうでない場合は、入力エラーとなります。
画面に入力する外部情報を、Microsoft社のAccessを利用した外部システムから、当システムの内部テーブルを直接参照し、直接にデータを書き込む方式を採用する場合に指定します。
この場合は、お客さまが「当システム・当外部入力」におけるデータ制御およびデータ書式に精通されており、加えて、お客さまが上記のMicrosoft Access を使いこなして外部システムを正しく構築できることが前提となります。
CSV形式のファイルは、「Field Header」(項目名)を付けることができます。お客さまが外部から入力するファイルにField Header を付ける場合はOnにします。
バックエンドDBファイルは、バックアップすることが“非常に”大事です。データの破壊は、“必ず起こる”と思った方が安全です。データの破壊は、“パソコンが壊れて起こる”ケースよりも、むしろ、お客様自身が業務上誤って、データを削除してしまったり、Windowsに対する誤った指令で、意図せず、バックエンドDBファイルを削除してしまったりするケースの方が多いのが普通です。
「業務上の誤った指令でデータを削除してしまう」ケースを救う場合は、バックアップ先はパソコン内部のハードディスク上でも問題はありませんが、パソコン(のハードディスク)が破壊された場合をも含めて救う場合は、外部ディスクにバックアップすることが必須条件です。
実際の「バックアップの実行」は、業務メニュー(「システム保守」è「バックエンドDBのバックアップ」)で行います。
バックアップ先のWindowsのフォルダ(ディレクトリ)名を指定します。
このコントロールの右に位置する「(ファイル)参照」(コマンドボタン)を利用して下さい。
既定値は「A:\」です。
尚、「ファイル参照」の使用方法に関しては、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
バックアップを実行した最後の日付を表示します。
バックエンドDBファイルを共通のサーバに格納した場合は、複数のクライアント(サーバにアクセスするパソコン)から、データをアクセスすることが出来ます。(これを「クライアント・サーバ型の運用」といいます)
クライアント・サーバ型の運用では、一般に複数のユーザ(クライアント)が同時に、共通サーバに格納してあるユーザ・データをアクセスすることが可能です。
このクライアント数を超えるサインオンを行った場合は、そのサインオンはシステムにより拒絶されます。
ここに表示するクライアント数は、お客様さまが弊社にご発注になる時の契約条件で決まる数値です。
最大クライアント数は、お客様との契約更新により変更することが可能です。
お客様が、当初ご契約時のクライアント数を途中から変更される場合は、お客様が所望する「最大クライアント数」と「MaxClientsKey」を同時に指定することで可能になります。
この場合、当該MaxClientsKeyの値は、お客様から弊社への「お客様が現在ご契約中の当システムのInstallation IDと、契約更新の意志表示」の提示があった場合に、弊社からお客様にemailで通知致されます。
尚、Installation IDは「システム基本環境設定」(画面)の左上端にCPU-IDと共に表示してあります。
上記の契約更新が行われMaxClientsKeyが決まった場合は、「設定」(コマンドボタン)を押すことで、「最大クライアント数」をお客様ご指定の数値にセットすることが出来ます。
正当でないMaxClientsKeyを指定した場合は、この設定は無効になります。
なお、MaxClientsKeyには有効期間があります。弊社からemailで通知した月の月末までしか利用できません。従って、弊社より通知があった場合は、速やかに、当インストレーションに反映なさるよう心がけて下さい。
「台数申込」ボタンを押すと、お客様が希望するクライアントの台数を弊社に通知するためのemailを自動生成する指定画面を表示します。以下、クライアント数申込画面の指定方法を示します。
詳細は、本章(「インストレーションンの設定変更」è「契約通知」è「ご発注の通知」)の記述と同等ですので、参照願います。
当システムのバージョンの「改定レベル」がゼロでない(1以上の)場合で、かつ、お客様が当システムをそれ以前のバージョンからご使用になっている場合は、普通、データ移行を伴います。
データの移行は、旧バージョンのデータから、新バージョンのデータへの変換を意味します。
旧バージョンのバックエンドDBファイル名を指定します。
このコントロールの右に位置する「(ファイル)参照」(コマンドボタン)を利用して下さい。
尚、「ファイル参照」の使用方法に関しては、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
当システム自身(フロントエンドDBファイル)の各種情報を表示します。
このタブの情報は全て表示のみで、お客様が変更することは出来ません。
「フロントエンドDBファイル名」のフルパス名を表示します。
フロントエンドDBは、当システムの画面やQuery、プログラム・プロシジャーを含んでおり、このフロントエンドDBが、バックエンドDBを制御します。
当システムの製品(カテゴリ)名を表示します。
この名称は、当システムのメイン・メニューのヘッダー・タイトルとして表示します。
「実行プログラム接頭名」は、当システムを構成する、フロントエンドDBファイルやバックエンドDBファイル名の接頭部分の名称となります。
この名称以外のフロントエンドDBファイルやバックエンドDBファイルは、実行時に、「不適当」として、「本番用」としては稼動出来ません。つまり、これらのファイルは、「この接頭名を変更することは不適当である」、ということです。
当システムのバージョン番号を表示します。
このバージョン番号が違う場合は、“違う商品”として取り扱います。
「違う商品」とは、“改定レベルの範囲”の機能向上ではなく、それを超える大きな機能向上がある場合の定義です。
改定レベルは、当システムの“同一バージョン番号”(同じ商品)での機能を改定した場合のレベルを示します。
「改定レベル」とは、同じバージョン番号でも、お客様の希望や、OSであるWindowsおよびミドルウエアであるAccessの機能向上などに合わせて、新たな機能を追加した場合に、この追加の情況に応じて「改定の度合い」を増やした時の、その「レベル」を意味します。
一般には、「バックエンドDBファイルのテーブルの数や種類、書式などに変更を伴う」ほどの度合いの改定を対象にします。
修正レベルは、改定というよりは、むしろ、「不具合」の修理の度合いを意味します。
不具合の中には、明らかに「本来の機能」が正常に機能しない場合のほか、使いにくい個所を多少改善したような場合も含みます。
インストレーション・モードには次ぎの種類があります。
l お買取り版
l β(ベータ)版
l γ(ガンマ)版
l お試し版
お客さまのご発注が「買取り契約」であった場合のモードです。この場合は保守契約のオプションがあり、保守契約がある場合は、改定レベルアップは無料になります。
保守契約がない場合は、改定レベルアップの対応は致しません。新たな機能が必要な場合は、新規の買取り契約を必要とします。
β版は、弊社との特別な権利・義務関係において提供するもので通常の正式契約版ではありません。弊社はその機能やサービス、ご使用結果に関し一切の責任を負いません。
開発途上のもので、β版の場合と同様に正式版ではありません。また同様に責任も負いません。一般に使用期限を設定してあります。
商品によっては「お試し(デモ)版」をご用意している場合があります。当該商品に「お試し(デモ)版」があるか否かは、弊社のWebsite上の「製品」ページまたは「サポート」ページに掲示してありますのでご参照下さい。
お試し版には使用有効期限があり、商品により異なりますが、一般には180日です。
お試し版の有効期限および使用残り日数は、当インストレーション・モード表示の下部に、「初期インストレーション時刻」の表示とともに説明欄の中に表示します。
業務によっては、データの新規入力や移行などで時間がかかる場合があります。この「お試し期間」を利用して、データ移行などのシステム移管を先に行い、十分な運用テストを終えてから、本契約をすることをお奨めします。こうすることで、本番が準備不測でまだ使えないのに使用料金だけが課金されてしまう、という無駄な事態を避けることができます。
お客様がご使用になっている当システムが、「お試し版」の場合、次ぎの手続きにのっとり、「正式版」として変更登録することが可能です。
「正式版登録」(コマンドボタン)を押すと、「システム・インストールの初期設定」(画面)と同様の画面で、タイトルが「正式契約の手続き」となる画面を表示します。
お客様は、この画面下部の「契約通知」および「正式版導入」のコマンド・ボタンによる機能で、弊社との契約手続きを経た後に、正式版をインストールすることができます。
詳細は本章後述の「システム・インストールの初期設定」を参照願います。
当システムの著作権の所在と使用条件を表示します。
「使用条件」ボタンを押すと、当システムのインストールに先立ち画面上で確認を求めてきた、当システムの「ご使用条件」の詳細説明の画面を表示します。
詳細は、本章後述の「使用条件」を参照願います。
このタブの情報は全て表示のみで、お客様が変更することは出来ません。
“現在使用中“のバックエンドDBファイルのバックアップを行います。
バックアップ先は、前節の「バックアップ先」で登録した「バックアップ先のディレクトリ」となります。
「バックアップ実行」(コマンドボタン)を押すと、
「記録レコードのバックアップを行います。(外部ディスクの場合は)バックアップドライブにディスクを挿入して下さい。」
というメッセージを表示します。
「OK」すると、バックアップを実行します。
バックアップが終了すると、
「処理は、正常終了しました。」
の確認メッセージを出して完了します。
バックアップに要する時間は、CPUやディスクのスピードにより異なりますが、数分から数十分かかる場合があります。
“現在使用中“のバックエンドDBファイルのリストアを行います。「リストア」とは「バックアップ」の逆の操作で、バックアップしたファイルを元に戻すことです。
リストア元は、前節の「バックアップ先」で登録した「バックアップ先のディレクトリ」と同一になります。リストアに使用する(内部あるいは外部)ディスクは、当然ながら、バックアップで使用したもとの同一でなくてはなりません。
「リストア実行」(コマンドボタン)を押すと、
「記録レコードのリストアを行います。(外部ディスクの場合は)バックアップドライブにディスクを挿入して下さい。」
というメッセージを表示します。
「OK」すると、リストアを実行します。
リストアが終了すると、
「処理は、正常終了しました。」
の確認メッセージを出して完了します。
リストアに要する時間は、CPUやディスクのスピードによりことなりますが、数分から数十分かかる場合があります。
“現在使用中”のバックエンドDBファイルを最適化します。
「最適化」とは、ファイルの削除や更新が頻発するとファイルの中に不要なスペースが増大して行きますが、その部分を取り除き(圧縮)、ファイル・サイズを小さくすることです。これにより、パソコン資源を効率的に利用することができます。
最適化のタイミングは、当システムが自動判定して、お客様に「最適化」を催促します。この催促のタイミングとは関係なく「最適化」を実行しても問題はありません。
催促の基準の既定値は、前回、当システムを開始した時のバックエンドDBのサイズに比較し、今回のそれが40%増加したか、もしくは1Mega Byte増加したかの、どちらか一方の条件を満した場合です。
なお、この既定値は、この機能を実行する画面(SysOptimizeBackendDB)で、変更することができます。
「バックエンドDBの最適化」(コマンドボタン)を押すと、
「バックエンドDBの最適化(DBサイズを小さくし、効率を上げる)を行います。よろしいですか? 処理は、一旦終了され、自動的に再始動されます。 最適化が終了した後は、ユーザはそのまま処理を継続できます。」
の確認メッセージを表示します。
「OK」すると、
「最適化の前に、バックエンドDBのバックアップを先にとることを強く推薦します。 特に、複数ユーザの同時使用の環境では、誰かが使用中の為に、最適化が失敗する場合があります。処理を続行しますか?」
の警告および確認のメッセージを表示します。
再度「OK」すると、
「バックエンドDBの最適化します。 DB名=q:\ffff\ppppv_m.ami」
のファイル名の確認メッセージを表示します。
「OK」すると最適化を実行します。
最適化が終了すると、
「処理は、正常終了しました。 最適化後は、安全の為に、直ぐにバックアップをとることを推薦します。」
のメッセージを表示して、完了します。
ここで「OK」すると、改めてサインオン画面を表示し、サインオンのやり直しを要求して来ます。再度サインオンをして下さい。
論理削除したレコードが存在する「テーブル名」を表示します。
個々の単体としてのレコードを表示する訳ではありません。
一般には、物理削除する前に、念のために、論理削除したテーブル名を確認するのに利用します。論理削除した覚えのないテーブルなど不信な要素があった場合は、そのテーブルの内容を確認するのは当然です。
「論理削除レコードのテーブル表示」(コマンドボタン)を押すと、
「論理削除されたレコードがあるテーブル名を表示します。よろしいですか?」
の確認メッセージを表示します。
「OK」すると、
「倫理削除レコードが存在するテーブル名」(画面)を表示し、そこに該当するテーブル名を一覧表で表示します。
論理削除したレコードの全部(特定のものを選択することも可能)を物理削除します。
一旦、物理削除すると、元には戻せません。
物理削除をする前には、業務メニュー(「システム基本環境の設定」è「物理削除」)で、「物理削除準備」=Onにする準備の宣言が必要です。
「論理削除レコードの物理削除」(コマンドボタン)を押すと、
「全ての記録から、論理削除されたレコードを物理削除します。よろしいですか?」
の確認メッセージを表示します。
「OK」すると、物理削除を実行します。
物理削除の処理が終わると(実際には物理削除を実行しなかった場合でも)、
「物理削除は終了しました」
の確認メッセージを表示して、完了します。
物理削除するレコードが一切存在しない場合(つまり論理削除したレコードが一切存在しない場合)は、
「論理削除されたレコードのあるテーブルは、一切存在しません。」
のメッセージを表示します。
当システムで使用する各種ファイルの「複写」、「名称変更」、「削除」を行います。
この機能は全て、Windows自身が既に持っている機能です。しかしながら、お客様がWindowsの画面から、Explore(Windowsでこれらの機能を行うプログラム)の画面を表示し、そこでWindowsのコマンドを使用することは、面倒であるばかりでなく時として大変危険を伴います。
例えば、名称の似た無関係のファイルを削除してしまったり、“ファイル名”だけは正確に確認したつもりが、実はその上位のフォルダ(ディレクトリ)名が違っていたり、などということがよく起こります。また、意図せず、不用意にファイルを移動してしまい、お客様がその事に気がつかない、ということもよく起こります。
その点、この機能を利用しますと、最初から、当システムに無関係なファイルは極力表示しないように設計してあります(表示することも可能ですが)ので、お客様の混乱を防ぎます。しかも機能を、複写、名称変更、削除の3点に絞ってありますので、不用意なファイルの移動が出来ません。おまけに、当システムが現在使用中のファイルなど、大変重要なファイルは、仮に誤った削除や変更の指令があっても、警告メッセージを表示して、その指令を拒否するように出来ていますので、大変安全です。
以下の機能があります。
l 対象ディレクトリ
l 連結ディレクトリ
l 対象ファイル名
l 複写
l 名称変更
l 削除
当システムで利用するディレクトリ(フォルダ)のみをコンボボックスで表示し、お客様が選択します。
l バックエンドDB
l 外部出力先
l 外部入力元
l バックアップ先
の4つのみです。
このうち一つを選択すると、
SysDirList(画面)を表示し、当該選択したディレクトリ(フォルダ)に格納してある、当システムに関係する全フォルダーと全ファイルをリスト状に表示します。
お客様は、操作の対象となるファイル名をこのリストから選択します。
この画面は、「(ファイル)参照」と同一の画面ですので、詳細は、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
前記SysDirLIstで特定のファイル名を選択した場合、そのディレクトリ(フォルダ)部分(最後のファイル名を除いた部分)のフルパス名をここに表示します。
「連結」とは、上位ディレクトリから下位ディレクトリまでを「連結して表示」することを意味します。
上記SysDirListで特定のファイル名を選択した場合、連結ディレクトリを除いた、ファイル名だけをここに表示します。
このファイル名こそが、操作の対象となります。
このコントロールの右に位置する「参照」(コマンドボタン)を利用すると、再度SysDirListを表示し、ファイルの格納場所を再確認することが出来ます。
尚、「参照」(コマンドボタン)の詳細は、(「第2章 画面の表示と基本操作」è「共通の操作と表示」è「画面の操作ボタン類」è「ファイル参照」)を参照願います。
前記の「対象ファイル名」を、「複写」(コマンドボタン)します。
コマンドボタンを押すと、
「ファイルを(テスト用作成などで)複写します。複写するとディスクの容量がその分使用されます。よろしいですね?」
の確認メッセージを表示します。
「OK」すると、
「複写先のファイルは、データの一部を秘匿するために準備するファイルですか? (はい)、(いいえ)」
と聞いてきます。
「はい」と応えると、複写先のファイル名は、
Maskn_○○○○.○○○
となり、接頭語として「Maskn」を付けます。
ここでnは連番で、1から9の値をとります。ゼロの場合は何も付けません。
「いいえ」と応えると、複写先のファイル名は、
Testn_○○○○.○○○
となり、接頭語として「Testn」を付けます。
ここでnは連番で、1から9の値をとります。ゼロの場合は何も付けません。
一旦、「Mask」や「Test」の接頭語が付いたファイル名を再度複写する場合は、当システムは、何ら確認することなく自動的に、「Mask」および「Test」にnを追加したファイル名を付けて複写を実行します。
前記の「対象ファイル名」を、「名称変更」(コマンドボタン)します。
コマンドボタンを押すと、
「ファイルの名称を変更します。また現在使用中のものは変更できません。よろしいですね?」
の確認メッセージを表示します。
そして、このコマンドボタンの下部に対象ファイル名を表示します。
ここで、お客様は、その名称を変更できます。
名称変更後に、Enter Keyを押すと、「変更実行」(コマンドボタン)を“使用可能”の状態で表示しますので、このボタンを押します。
「ファイルの名称変更は完了しました。 変更前=○○○○.○○○、変更後=△△△△.△△△」
という確認メッセージを表示し、完了します。
前記の「対象ファイル名」を、「削除」(コマンドボタン)します。
コマンドボタンを押すと、
「ファイルを削除します(一旦削除すると元に戻せません)。また現在使用中のものは削除できません。大丈夫ですね?」
の確認メッセージを表示します。
「OK」すると、
「ファイルの削除は完了しました。 ファイル名=○○○○.○○○」
という確認メッセージを表示し、完了します。
“現在使用中”のバックエンドDBファイルの一部を秘匿化します。
「秘匿化」とは、名前や住所、電話番号、性別、国籍、出身地、使用言語、パスポート番号やその他社会番号などで、個人や法人を特定できるデータ項目を、意味の無い乱数的な文字列に変換することで特定出来ないようにすることを意味します。
一旦秘匿化したデータは元に戻せません。
秘匿化できるバックエンドDBファイル名は、接頭語として「Mask」が付いたものでなくてはなりません。
例:Maskn_○○○○.○○○
現在本番用のバックエンドDBファイルを秘匿化する場合は、一旦、この「Mask」の接頭語が付いたファイル名で複写し、それを再度「現行」として切り替えてから利用することになります。
秘匿化の効果は“完全”ということはありませんが、対外的な発表や部外者との会議などで,“サンプルとして紹介する”ような場合には十分に効果があります。
また、当システムの不具合やデータの”不整合性”などの解析を目的とし、トラブルの原因となるデータを技術的な理由から添付する必要性がある場合で、この秘匿化のレベルに問題がないとお客様が判断した場合は、この秘匿化データを開発元(弊社)に安心して提供することが出来ます。
尚、この秘匿化は、対象となるデータが「レコードキー情報」など、制御情報として変更できないような場合は、技術的に不可能であることから行いません。
当システムのインストールに先立ちお客様に画面上でご使用条件に関する合意を求めました。
この画面は、この合意事項を再確認および参照するためのものです。
当システムの「ご使用条件」に関する詳細説明の画面を表示します。
お客様が当システムをご使用になる場合の法律的条件を表示します。
当ご使用条件は、当システムのご使用に関して、法律上の最終的に依拠する唯一の条件となります。
お客様が当システムを既にご使用になっているということは、このご使用条件を合意したということを意味しております。
「契約通知」は、お客さまが、弊社に対して、各種の契約の通知をする場合に利用します。
契約通知には、「商品の発注」や「保守契約の継続」などがあります。
お客様が当システムの「お試し版」を使用している場合、この「契約通知」ボタンを押すと、正式版の契約を弊社に通知するための「ご発注の通知」(画面)を表示します。
前述の「システム基本環境設定」での「バージョン」タブ(画面)から、「正式版登録」(ボタン)により、当画面に来た場合は、画面上部中央に以下説明文とともに、「契約通知」および「正式版導入」のコマンドボタンを表示します。
「下記弊社のemailまたはfax宛てに正式契約のお申込みを頂いた上、お客様からの弊社取引銀行口座への代金お振込みの確認をもちまして、正式契約に必要な『Installation Key』をemailまたはfax(tel)にてお客様にご通知致します。 お申込みの際は、お客様の組織名(社名など)、住所、email,電話、fax、ご担当者名および『当システムのInstallation ID』をご記入下さい。『Installation Key』を既にお持ちのお客様で、正式契約の導入を実行される場合は、『正式版導入』を指定して下さい。」
「ご発注の通知」(画面)には、弊社のホームページ(弊社Websiteのトップページ)にリンクするURL(Uniform Resource Locator = http://www.amilink.co.jp または http://www.amilink.org )を表示します。お客さまのパソコンがインターネットにオンライン接続されている場合は、ここをクリックすると、弊社ホームページを表示します。 お客さまのパソコンがインターネットに接続されていない場合は、そのタイミングで、回線を接続する旨の指示が出されます。
弊社Web上では、お客様は、商品の「見積価格」を知ることができ、確認後に、「発注」することができます。弊社は、ご発注の内容と、(代金引換郵送の場合は除外として)お振込み金額を確認の上、商品をお客さま指定の住所に郵送致します。
弊社ホームページ上のサイド・ナビ(画面上左横の選択メニュー)およびトップバー・メニュー(画面上部のタブ状のメニュー)の「サポート」(メニュー)に以下のように契約に関する項目名を表示してあります。お客さまには、これらのメニューのガイドに従って、ご契約手続きを行っていただきます。
l ご発注の手順
l 「正式版」オーダ
l 「ユーザ登録」
l 「保守契約の継続」
l
製品のご発注の手順
(ビジネス・プロセス)
l
商品(「正式版」)のご発注方法
(「正式版」のご発注)
l
「ユーザ登録」(「正式版」としての登録)
(「ユーザ登録」)
l
「保守契約の継続」
(保守契約の継続)
「Installation ID」は、17桁の数字(nnn−mmmm−jjjj−kkkkkkの形式)からなり、この「正式契約の手続き」(画面)の中央部に(点滅)表示します。また、この「Installation ID」は、このタブの親画面である「システム基本環境の設定」(画面)の左上(バーの左端)にもCPU-IDとともに表示してあります。
アミリンク社のソフト製品は、「正式版」の製品であっても、インストール後に「ユーザ登録」を経て、初めて、真の「正式版」になります。それまでは、「正式版」(未登録)ということになります。
お客さまは、「契約通知」の結果、「正式版」(未登録版)を入手されたら、ただちに、インストールして頂きます。インストールされた直後の当商品は、「正式版」ではあっても、まだ「未登録版」という状態であります。お客さまには、この「未登録版」を「登録版」として、真に「正式版」にするために、「ユーザ登録」を行って頂きます。
「ユーザ登録」(ボタン)を押すと、ユーザ登録の内容(お客さまの名称や住所・連絡先、インストールの日付、インストレーションIDなど)を確認する画面を表示します。お客さまは、その内容をご確認の上、画面上の「Email」(ボタン)を押します。 (お客さまのパソコンがインターネットにオンライン接続されている場合は)、上記の登録内容が、Emailにて弊社に伝送されます。
弊社は、お客さまからの「ユーザ登録」の内容を確認の上、正式版にするための「Installation Key」を発行し、Emailまたは電話(Fax)にて、お客さまに通知致します。
注意:「未登録」のまま、当商品を稼動しつづけますと、インストールから180日後には、稼動しなくなります。また、その間に商品に不具合が生じても、契約上およびシステム制御上、適切な修正措置がとれなくなります。
email文には、ご登録内容の明細を記述したファイル(SysEmailAttachmentFile)を自動的に添付します。添付ファイルの形式には、「HTML形式」と「SnapShot形式」があります。お客様のWindows環境によっては、どちらかが使用出来ない場合があり、その場合は、当画面のオプション・タブで、どちらか使用できる方を選択願います。既定値は「HTML形式」になっております。
「HTML形式」とは、ホームページを表示するためのブラウザ(IE:Microsoft Internet Explore[1])で使用する表示形式です。「SnapShot形式」とは、Microsoft Accessのレポート機能でプレビューをした場合の表示形式です。
お客様からの登録内容を、弊社宛てのemailにして送信するための機能です。
emailボタンを押すと、Microsoft Outlook Express[2]の送信画面を表示します。
送信画面上には、登録内容を意味する非常に短いタイトルと、短文の通知文、および添付ファイルの名称を表示します。
emailボタンを押すと、上記の情報を記述したファイル(SysEmailAttachmentFile)を添付ファイルとした弊社宛てのemail文を自動生成します。添付ファイルには、お客様ご自身の情報および当システムのインストレーション情報を記述してあります。
添付ファイルは、紙ベースでのご発注の文書形式で記述してあります。お客様の組織において、社内経理の手続きとして押印などの上、文書保管が必要な場合は、この文書を印字することで可能となります。
お客様には、このemail文の添付ファイル内容を再度ご確認の上、このemailを弊社に送信して頂きます。
なお、emailの送受信・管理などに関する操作方法は、Microsoft Outlook Expressの解説書やヘルプをご参照願います。
上記の「ユーザ登録」の手続きを終えますと、弊社からお客様に6桁のInstallation Keyがemailで通知されます。このInstallation Keyは、上記の「契約通知」での手続きでお客様が指定したご契約内容を反映した値になっております。
「正式版導入」(コマンドボタン)を押すと、「Installation Key」を要求する入力画面を表示しますので入力して下さい。
「Installation Key」は、弊社からお客様に通知する6桁の数字です。
この数字は、お客様ごとに違います。お客様での当システムの「Installation ID」と対になった「Installation Key」を弊社が管理しております。
正しい「Installation
Key」を入力した場合は、
「正しい『Installation Key』がセットされました。当システムを再起動した後は『正式契約モード』になります。」
という確認メッセージを表示します。
正しくない場合は、
「『Installation Key』の値が妥当でありません。再入力願います。 もしくは、お客様から弊社にご通知頂いた『当システムのInstallation ID』に誤りがある可能性がありますので、お手数ながら再度弊社にご連絡願います。」
という注意メッセージを表示します。
上記メッセージを確認後、一旦当業務システムを終了し、再度、開始しますと、当業務システムは自動的に「正式版」に入れ替わります。
なお、Installation Keyには有効期間があります。弊社からemailで通知した月の月末までしか利用できません。従って、弊社より通知があった場合は、速やかに、当インストレーションに反映なさるよう心がけて下さい。
買取り契約の保守継続および特殊保守のための、認証キーを入力します。
この「認証キー」は、上記のemailの通知などで弊社から通知されたものを入力します。
ボタンを押すと、「認証キーの入力」(画面)を表示します。
「認証キーの種類」を指定したのち、「認証キー」を入力し、「実行」(ボタン)します。
正しい「認証キー」が入力されますと、その旨の確認メッセージを表示し、直ちに認証対象となったサービスの継続が可能となります。
「特殊保守」は、当システムに特殊な情況が発生した場合にのみ利用する機能です。
「認証キーの種類」で「特殊保守」を指定した場合は、「特殊保守」の画面を表示します。
当システムの不具合やハードウエア機器の故障、操作ミスなどで、お客様のご使用条件に関するデータに矛盾が発生した場合などに、この特殊保守を利用し、当該データの修正を行いご使用条件の整合性を維持します。
この機能を利用するためには、特殊な認証キー(データ修正認証キー)が必要です。
お客様から、当システムの使用条件に関する不具合の通知を頂いた場合、弊社は、この「データ修正認証キー」と「修正データ」をemailでお客様に通知します。お客様は、この認証キーと修正データを当画面から同時に入力することで、不具合のある使用条件のデータを修復することができます。
なお、この認証キーには有効期限があり、弊社から通知があった当日の深夜零時まで有効です。従いまして、お客様には、当通知を受信次第、当日中ただちにデータの修正をしていただくようお奨めします。
「インストレーション設定変更」は、当システムを初期導入した時の「システム・インストール登録」を、変更するものです。
当システムをインストールするクライアント(CPU)のCPU-IDを指定します。”CPU”とはパソコンの計算機能部分である本体を意味し、CPU-IDとはそれぞれ個別のパソコンを識別するためのIDを意味します。
このCPU-IDは、当システムで用意したものから選択するもので、WindowsやLANシステムなどの上位のOS(制御システム)類で用いる同様の呼称であるCPU-IDとは別のものですので、混同のないように願います。
スタンド・アロン型およびクライアント・サーバ型のどちらの運用方法でも、最初のクライアント(CPU)のCPU-IDは「Master」とします。クライアント・サーバ型の場合で、2台目以降のクライアントを設定する場合は、「Secondary○○」とします。ここで、○○は、01から30までの連番を重複しないように指定します。
システム全体で重複したCPU-IDが存在するクライアント・サーバ型の運用の場合に、重複CPU-IDのクライアントからサインオンをすると、そのサインオン自身がエラーになるか、あるいは、同じサインオンIDで既に現在使用中の他のクライアントを強制終了するかの、どちらかのエラーが発生します。
Masterと指定した場合とSecondary○○と指定した場合では、クライアントの機能に差がでます。弊社との双方向のemailによる連絡機能などは、「Master」のクライアントでないと機能しません。
また、クライアント・サーバ型の運用の場合、システム全体のサインオン可能なクライアント数や使用有効期限などの制御情報は、全て一括してMasterクライアントのCPUで設定し保管してあります。そして、各Secondaryクライアントはサインオンした場合に、このMasterクライアントから、これらの制御情報をサーバ経由で受け取る仕組みになっています。
従って、Masterクライアントの指定が存在しない場合や、MasterクライアントおよびサーバのCPUに故障やインストレーションの不具合があった場合は、システム全体が機能しない場合がありますので、注意願います。
アクセス・モードの変更をすることが出来ます。
「読み取り専用」を指定すると、このクライアントからのアクセスは、サインオン(当システムを使用する直前にユーザIDとパスワードを入力しアクセス権限の確認と認証をする手続き)するユーザの権限に係らず、全て「読み取り専用」となり、更新は出来なくなります
当システムを契約し、インストールした時に指定した契約者名(一般にお客様の組織名)を表示します。
なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
例:「○○株式会社」「財団法人凸凹会」
当システムを運用するお客様の組織名内の部門名を登録します。
なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
既定値は、業務内容により当システムが一般的な名称を表示します。
例:「○○人事部」、「○○総務部」、「○○社長室」、「○○本社工場」
当システムを契約しインストールした時に指定した「システム運用責任者名」を表示します。
なお、この情報は、当システムを開始した時に、最初に表示する(ズームアップ)画面の表示項目となります。
一般に、ここでの責任者は、サインオンIDでの「システム統括責任者」と同一です。
契約者(会社)の7桁の郵便番号を入力します。
郵便番号を正しく入力すると、その郵便番号の町名までの住所を、次ぎの住所欄に自動入力します。
契約者(会社)の住所を入力します。上の郵便番号を正しく入力すると、町名までは自動的に入力されます。
契約者(会社)の電話番号を入力します。
契約者(会社)のFax番号を入力します。
契約者(会社)のemailアドレスを入力します。必ず記入して下さい。
このemailアドレスは大変重要です。特に、弊社からお客様への認証キーの通知が必要となりますが、その場合の相互連絡には、すべてemailを利用します。その場合のお客様のemailアドレスは、ここで指定したものを使用します。
本章、前節の 「契約通知(正式版発注など)」と同じ機能です。そちらを参照願います。
本章、前節の 「正式版導入(InstallationKey)」と同じ機能です。そちらを参照願います。
この画面を「登録」(コマンドボタン)で終了すると、画面情報に基づき「システムの初期化」を再度実行します。「システムの初期化」が完了すると、改めてサインオンを要求してきます。
尚、「システムの初期化」の詳細は、(「第1章 基礎」è「システムの初期化」è「システム・インストール登録」)を参照願います。
お客様が当システムの前のバージョンを既にご利用になっており、バージョンアップ(改定レベルアップも含む)により当システムを新たにご利用になる場合は、お客様が以前のバージョンで作成した業務データを引継ぐ必要があります。再度、業務データの全部を入力しなおすのでは、大変な作業量を強いることになるからです。
ただ、「旧システムのデータ移行」で、“全て”のデータを移行するとは限りません。バージョンアップすることで、以前は使用していたデータが不要になる場合や、逆に、新たなデータを登録しなければならない場合もあるからです。
「旧システムのデータ移行」をするには、前提として、上節(「システム基本環境の設定」è「データ移行」è「旧バックエンドDB」)での、旧バージョンのバックエンドDBファイル名を事前に登録しておく必要があります。